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「寺社守る」共感 寄付倍増

 府は、2008年度に導入されたふるさと納税制度で集まった寄付金を元に、寺社などの修復を進めている。今後も同制度の寄付金を全額、「文化財を守り伝える府基金」に積み立て、建造物の修復に用いるという。「日本の宝である京都の文化財を守ろう」と呼びかけ、この2年間は府内外からの寄付金が増えているが、関心を持続してもらえるような工夫が求められる。(岡田英也)

■緊急時「助かる」

 東山区の豊国神社唐門(国宝、16世紀末)。07年頃から檜皮葺(ひわだぶ)きの屋根の先端が鳥害や風雨ではがれ、昨夏には内部が腐食し始めた。府が12月、同基金から約100万円を補助し、応急処置を実施。吉田武雄宮司は「緊急事態では費用の工面が難しく、基金で対応してもらえ、助かった。納税者に感謝し、将来予想される大規模修復に向けて計画を立てたい」と話す。

 府は同基金での修復を昨秋始め、今年度中に10万〜200万円を19件に補助する。国宝や重文の修復は国が50〜85%を補助するが、200万円以下の工事は原則対象外となるため、小規模だが緊急性が高いケースに充てる。また、文化財指定を受けていない建造物も修復する。

■個人の5割府外

 府への寄付金は08年度に801万円あり、09年度は1月末までですでに1620万円に上った。計370件で、このうち350件が個人、残りの20件が企業や団体だった。個人では、府外が約5割を占めており、根強い「京都人気」に支えられた格好だ。

■特典に拝観招待

 こうした寄付者の心をつなぎとめようと、府は清水寺(東山区)で春と秋に実施される夜間特別拝観に招待したり、葵祭で使うフタバアオイのオーナーになってもらったりした。今後は銀閣寺(左京区)の特別拝観への招待を予定。寄付金で修復した建造物などを知らせる冊子「文化財通信」も昨年11月に第1号を発行、納税者や市町村などに約4000部配った。年2回発行するという。

 府内には国宝と重要文化財の建造物が287件(2月1日現在)あり、全国で最も多い。府によると、未指定も含めると、修復の必要に迫られている建造物は無数にあるという。同基金の補助金選定委員を務める永井規男・関西大名誉教授(建築史)は「幅広い人に文化財保護に関心を持ってもらえるよう、さまざまな方法で呼びかけるとともに、未指定文化財も含めて効果的に修理できるよう、府内各地の文化財の現状を把握しておく必要がある」と話している。

<ふるさと納税制度> 納税者が選んだ自治体に寄付すると、5000円を超える分について、居住地の住民税などが控除される制度。全国の状況を調査している「ふるさと納税情報センター」(福井県)の集計によると、08年度の府の寄付金は同センターの照会に回答した32府県のうち14位、09年度は41府県のうち10位だった。

(2010.3.1 読売新聞)
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